青い空と海 ハワイ島田舎暮らし

ふっと頭に浮かんだことや目にした光景についてを綴っています。ハワイの自然とともに暮らす。50歳のハワイ島ライフ。

一年に一度

健康診断の時期。

日本では会社務めの人はかならず受けるので、珍しいことでもないだろうけれど。

アメリカは健康診断という習慣がない。もちろん受けたければ受けるのは可能。だけど、日本のように病院に行って健診受けたいといっても無理なわけで、医師の処方箋がいる。

医師も誰でも言い訳ではなくて、自分が持っている保険と契約を交わし医者で、新患を受け付けているという医師を探して、まずは主治医を作らなくては何もすすまない。

病院が保険会社を選ぶので、自分の持っている保険がメジャーなところでないと、かかる病院も限られてくる。

医療費が高いのは有名だけど、保険料も高い。我が家も旦那の分と合わせて10万円(T.T)。それでも私は恵まれている、会社が6割ほど負担してくれている。

この保険のお陰で、窓口で$25支払えばよい。検査代やお薬代も保険のお陰で払える範囲に収まる。

もう一つ。私が住んでいるハワイ島には専門医が少ない。日本ではあちらこちらにある耳鼻科。島には一人しかいない。

受診するためには、島の反対側のKonaまでいく。昨年は少し大きな処置をしたので、オアフ島まで行くことになった。

その際の飛行機やホテル、病院までの移動手段は保険会社がアレンジ。お金は保険会社が支払う。胃カメラでさえ、オアフに行かねばならないときもある。

 日本は便利で安価なだけに、簡単に病院にかかりすぎかもしれない。こっちではめんどくさいので、(高いし)めったに病院にかからない。

なので、健診はとっても有難い。もちろん会社が負担する。マウナケアの山頂で働くためには必須なのだ。 

アメリカの病院。採血やレントゲン、薬局などなど。すべて違う施設にいかねばならない。病院では先生の診察のみ。診察前後に別の場所で採血や検査を受けなければならない。これは結構面倒なのだ。

日本は病院に行くとそこで全てが完結するので、それになれていると不便に感じる。

私も、今朝は採血に行ってきた。診察は来週の木曜日。一日では終わらないのがこちらの受診システム。

病気になったら日本へ帰る。そう思っている現地で暮らす日本人は多い。

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採血とレントゲン検査がある建物。病院からは車で移動する距離にある。

Omi